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2011年3月14日 (月)

命の重さ

2011年3月11日14:46分。けたたましい携帯の音で目が覚めた。

実はこの日は夜勤明け。いつもならぐっすり眠っている所だが、異常な(聞いた事もない)音で携帯を開けてみると・・・

「宮城県沖で地震発生、強い揺れに備えて下さい」の文字が。
半ば夢か現実かの区別がつかず、判断に迷っている時に、悪魔のような揺れはやって来た。しかも長い揺れだった。フラフラになりながら慌てて階段を駆け降りる。家族もちょうど家から出るところだった。外に出ても地面が揺れる、電線が波を打つ。家中軋んだ音だけがいつまでも続いていた。

{被災1日目}

その後は良く覚えていない。テレビを見ようとしたが停電だった。いつものようにすぐ復旧すると思っていたが、考えが甘かった。

暗くなるにつれ「もしかしたら・・・」と最悪の事を考え、ローソクを用意する。この時点で電気、水道、携帯が使えない。そして不安なまま、夜がやってきた。ガスが使えるのはありがたかった。夕食は子供達の為にチャーハンを作る。無論ローソクの僅かな光の中で。時間が流れるのがやけに遅く感じた。家にはラジオがなかった。ラジカセがあったが電池がない為、外の情報が全く分からず不安だったが、この時点で未曽有の大惨事になってるなど全く考えていなかった。この間にも余震は数え切れないほどあり、その都度みんなで外へ出ては戻るを繰り返す。妻は18:40帰宅。実家に行って無事を確認して来たそうだ。慌ただしく夕食を食べて、服を着たまま眠る。非常持ち出しを枕元に準備し、両親は大事を取って1階で休む。夜間も頻繁に揺れ続き、その都度子供たちに声をかけ起きる。

{被災2日目}

あまり眠れぬまま朝を迎える。幸い食料には困らないが、水が出ないのには困った。しかしつい癖で蛇口のレバーをひねってしまう。歯磨きはストックしていたお茶で対応。

8:00状況確認の為、職場に向かう。そこにも電気は来なかったが、発電機のおかげで暖かい。通常業務をこなすも、どこか心ここにあらず。職場にはラジオがあり、それを聞けば聞くほど心が痛んだ。大まかな被害状況が分かるが、どこかピンとこない。おそらく聴覚よりも視覚の情報に慣れている為だろう。

昼に携帯の電源がなくなる。車に行けば充電できるが、ガソリンも底をつき始めていた。昼食を利用してガソリンスタンドへ。15分待って、初めの店では¥2000分しか買えなかった。二軒目へ行き30分待って20L入れる。ようやく携帯の充電も開始。何だかホッとする。

家に帰って再び夜に備える。今夜もローソクの明りの元で夕食。しみじみ「昔の暮らしとはこんなものかな?」と思うも、状況があまりにも違うので何だか落ち込む。
今晩も何もすることがない為20:00前には就寝。やはり服を着て寝る。

そして日付が変わり2:15。何気なく目が覚めた時「光」が届いた事に気付く。同時に携帯も回線が繋がっており、妻を起こしながら、すぐに姉や親戚にメールをする。実は21:00頃に復活していたそうだが、前日の疲れの影響か全く気付かなかった。

{被災3日目}

朝、子供達を起こしながら電気が復旧した事を教える。しみじみ「電気があるっていいね」の言葉に、不覚にも涙が出て来た。普段当たり前に接してた物の大きさを、失ってみて初めて知る。同時にテレビでは、目を覆わんばかりの映像に声も出なかった。

毎年子供達と行ってた松島や仙台。去年も泳いだ野蒜海岸など、思い出が大き過ぎて、失った大きさに言葉も出ません。

現在も時折余震があり、警戒は緩めていません。また同時に、失った命の大きさを考えると言葉も出ません。こんな大きな災害では、人間はいかに無力かを痛感しました。

しかし、日本人は前を向いて行く力があります。戦後の焼け野原から、奇跡の復活を遂げています。今回の大地震からでも、必ずや復活、復興してくれると信じています。失った命の大きさと同時に、希望の火まで消してしまわぬよう、我々も出来る事は進んで協力したいと考えます。

どうか被災地の皆様。気持ちをしっかり持って下さい。そして、一日でも早く、一人でも多くの方に、笑顔が戻る事を祈っています。

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